Yusuke Goto - 料理家 後藤祐輔 - 料理研究家、後藤祐輔の公式ホームページ。ミシュランシェフが教えるおいしくて簡単、子どもにも大人気な家庭料理のレシピ。料理のプロだからわかるおいしいコツがいっぱいです。

「おいしい!」には理由があります。

それは料理の作り方だったり、食材の質だったり、楽しい雰囲気だったり、いろいろ。

ミシュラン星付きのシェフとして磨いたたくさんの「おいしい秘密」を、

毎日のおうちごはんにアレンジするのが得意です。

 

後藤 祐輔

1979年、東京都出身。料理人である父親の背中を見て育ち、料理の楽しさに導かれ料理の道を選びました。

もともとモノづくりが好きで、料理のクリエイティブな世界を日々楽しんでいます。

シェフとして大切にしていること

日本の素材を柔軟に活かしたフランス料理が得意です。

日本はご存知の通り、四季ごと、地域ごとの食材がとても多彩。僕が修行時代に過ごしたフランスや、世界の食糧事情を見ても、日本のように多彩な食材がある国は珍しいと思います。

日本で生まれ育ち、フレンチの手法を学んだ僕だからこそご提案できる「日本らしいフランス料理」を丁寧に作ることが、シェフとしてのモットーです。

オーナーシェフを務めるお店「Amour」では、一軒家ならではの広々とした敷地を生かし、お客様が訪れるたびに違った景色や料理を楽しんで頂けるように工夫するのが楽しいですね。

最近は、庭で野菜やハーブを育てるのも趣味です(笑)。
 

家庭料理でも、フレンチの手法を手軽

家庭を持ち、子育てを経験しながら、僕の料理に対する気持ちも少しずつ変化してきました。

シェフとしてはもちろん、もっと家庭に寄り添った料理を紹介できたらと。

僕が若い頃から学んできたフランス料理は、ハレの日の素晴らしいシーンを演出する一流のテーブルであるのはもちろんですが、

その基本的な手法や食材の活かし方は、郷土に根ざした家庭料理にあります。

ただ、僕はレストランのシェフとして、「料理がおいしくなる理由」を少しだけ深掘りしているので、「なぜ美味しいのか」「どうしたら上手くいくのか」という法則をレシピに落とし込むことができるのです。

例えば日本の唐揚げだったり、ハンバーグ、ポテトサラダとか。

おうちの定番料理に僕のちょっとした法則を加えてもらうことで、毎日のごはんがもっとごちそうになるかもしれない。

そんな気持ちを込めて、あなたの「おいしい!」を応援します。

経歴

フランス料理の料理人である父親の影響で、幼少期より身の回りにはフランス料理の本や珍しい食材などがあり、自然とフランスという国を身近に感じて育つ。

両親と共に多種多様なレストランを巡っているうち、自らも、いつの日か人々に感動を与えることの出来る料理を創る料理人になりたいと思い始めるように。

高校卒業後、辻グループ・フランス料理専門カレッジに入学。辻グループ・フランスリヨン校に進学。リヨン校卒業後、ストラスブール『オ・クロコディル』(当時3つ星)にて研鑽。

帰国後、銀座『レカン』にて4年間、十時亨シェフに師事。料理人としての基礎を身につける。再度渡仏、アヴィニヨン『クリスチャン・エティエンヌ』(1つ星)、マジェスク『ルレ・ドゥ・ラ・ポスト』(2つ星)やシャリュキュトリーなどで経験を積む。

帰国後、白金台(当時)『カンテサンス』、宇都宮『オトワレストラン』でオープニングから携わり腕を振るう。
西麻布『エキュレ』初代料理長に就任後、2012年、西麻布『アムール』開店時より総料理長に就任。

オープン僅か半年で『ミシュランガイド東京 2013』にて一つ星を獲得。以後5年連続で一つ星を獲得。
2016年、恵比寿に移転後も、『アムール』の看板として毎日腕をふるっている。

好きなもの

<食べ物>

コンビニアイス。

お店の営業が終わってから行けるお店は限られている中、コンビニが心のオアシスです(笑)。

特にアイスコーナーは必ずチェックしますね!!

料理は、高くて美味しいのは当たり前。でも、コンビニのプチプラアイスは100円前後でもめちゃめちゃ味のクオリティが高いものが豊富ですし、季節ごとの入れ替わりもすばらしくて、尊敬しています。

あとは寿司と生姜焼き。

苦手なものは、辛いものと生のたまねぎです。

 

<本>

キャプテン翼。

学生時代はとにかくサッカーに熱中していたので、僕のバイブルです。

他には強いて言えば古典的なフランス料理のレシピ本はたくさん蔵書がありますが、キャプテン翼が大好きです(笑)

 

<映画>

天空の城ラピュタ

宮崎作品の中でも特に大好きです。

 

<その他>

筋トレ

お腹が出るのを全力で阻止したいので、時間を見つけて自主筋トレしています!

忙しすぎたり、コンビニアイスを毎日食べると脇腹が大変なことになるので気をつけています・・・。

 

<好きな言葉>

C'est la vie.

嬉しいことがあったときにも、逆にアクシデントに見舞われたときにも、フランス人はよくこの言葉を口にします。

日本語にするなら「それが人生!」というようなニュアンスでしょうか。

うまくいったときは喜び、失敗したときは受け入れる。

フランス人のようなしなやかな生き方を表しているし、僕もそうありたいです。